租税公課と資本金

租税公課(費用)

建物や土地などの固定資産を所有しているとかかる固定資産税や自動車を所有していると自動車税の税金のうち、お店にかかる

ものは「租税公課」という勘定科目を使う。租税公課は、利益のマイナス(もうけるために必要なお金)なので、費用である。

租税公課の仕訳

建物の固定資産税40円を現金で支払った。

借方(左側)

貸方(右側)

費用の発生

資産の減少

租税公課

40

現金

40

資本金(純資産)

お店を開業するとき、店主が自分のお金(現金や貯金)をお店の活動資金として出資(資本の元入れ) した場合は、「資本金」という勘定科目を使う。お金を集めるときに他人から集めれば負債であるが、自分のお金を投資すれば純資産であるので、資本金は、純資産である。

⇒決算において純利益があった場合も、純利益は資本金になる。純利益を引き出して使っても良いが、それをせずにお店で溜めたと言うことは新たなる投資であるからである。

引出金(要素なし)

店主がお店の現金や商品を私用に使うことを資本の引き出しといい、資本を引き出したときは、資本金(純資産)の減少として処理する。

資本金はお店の純資産を表す科目であるため、頻繁に変動する事は好ましくない。そのため、資本金の引出しを頻繁に行うときは、「引出金」という勘定科目を使う。引出金は純資産のマイナスを表す科目であるが、貸借対照表には記載されないため要素はない。

⇒引出金勘定を使っているときは、決算日に資本金(純資産)に振り替える。

資本金・引出金の仕訳

現金500円を資本金として元入れした。

借方(左側)

貸方(右側)

資産の増加

純資産の増加

現金

500

資本金

500

店主個人の所得税を支払うため、現金100円を引き出した。

借方(左側)

貸方(右側)

純資産の減少

資産の減少

資本金

100

現金

100

借方(左側)

貸方(右側)

要素なし

資産の減少

引出金

100

現金

100

店主がかねて引き出していた現金100円のうち、60円を現金で返した。

借方(左側)

貸方(右側)

資産の増加

純資産の増加

現金

60

資本金

60

借方(左側)

貸方(右側)

資産の増加

要素なし

現金

60

引出金

60

12月31日決算日において引出金の残高40円を資本金に振り替える。

借方(左側)

貸方(右側)

要素なし

純資産の増加

引出金

40

資本金

40

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