消耗品

消耗品(資産)

ティッシュペーパーやコピー用紙など、すぐに使ってなくなってしまうものを消耗品といい、「消耗品」という勘定科目を使う。

消耗品を使っていなければ、売るときにお金を増やしたり使うときにそれを買わなくて済むのでお金を減らさなかったりするため、資産である。

消耗品費(費用)

消耗品を使い終わったときは、「消耗品費」という勘定科目を使う。消耗品費は、利益を上げるため消費しなくなったので、利益のマイナス(もうけるために使ってなくなったお金)として、費用である。

消耗品(資産)と消耗品費(費用)は、買ったときに消耗品(資産)で仕訳を行い、決算日までに使ってなくなった分を消耗品費(費用)にするやり方と、買ったときに消耗品費(費用)で仕訳をしておき、決算日にまだ残っている分を消耗品(資産)にするやり方がある。

購入時(期中)の仕訳

決算仕訳

消耗品(資産)

使った分を消耗品費(費用)

消耗品費(費用)

残った分を消耗品(資産)

期中:消耗品→決算:消耗品費の仕訳

コピー用紙(消耗品) 100円を購入し、現金で支払った。なお購入時に消耗品(資産)で処理する方法による。

借方(左側)

貸方(右側)

資産の増加

資産の減少

消耗品

100

現金

100

12月31日の決算日において消耗品100円のうち、すでに使用した分は80円、未使用分は20円である。なお、消耗品は購入時に消耗品(資産)として処理している。

借方(左側)

貸方(右側)

費用の発生

資産の減少

消耗品費

80

消耗品

80

期中:消耗品費→決算:消耗品の仕訳

コピー用紙(消耗品) 100円を購入し、現金で支払った。なお購入時に消耗品費(費用)で処理する方法による。

借方(左側)

貸方(右側)

費用の発生

資産の減少

消耗品費

100

現金

100

12月31日の決算日において消耗品100円のうち、すでに使用した分は80円、未使用分は20円である。なお、消耗品は購入時に消耗品費(費用)として処理している。

借方(左側)

貸方(右側)

資産の増加

費用の減少

消耗品

20

消耗品費

20

 ※科目の場所が入れ替わっていると金額の違い

貸倒損失(費用)

得意先の倒産などにより、得意先に対する売掛金や受取手形等の後で受取るとしていたものが回収できなくなることを貸倒れといい、貸倒れによって回収できなくなった分は「貸倒損失」という勘定科目を使って仕訳する。貸倒損失は、利益のマイナス(もうけがでたつもりで売上等の収益にしていたものが入ってこなくなった)のため、費用である。

⇒売掛金が貸し倒れたときは、もはやその売掛金を回収することはできないので、売掛金を減少させる。

⇒当期に発生した売掛金等が貸倒れたときは、貸倒引当金は使わず全額貸倒損失とする。

⇒前期以前に発生した売掛金等が貸倒れたときは、まずは貸倒引当金を使い足りないときに貸倒損失を使う。

当期に発生した売掛金等

全額貸倒損失

前期以前に発生した売掛金等

まずは、貸倒引当金

足りないときに貸倒損失

貸倒損失の仕訳

×年10月20日 得意先が倒産し、売掛金100円(当期に発生)が貸し倒れた。

借方(左側)

貸方(右側)

費用の発生

資産の減少

貸倒損失

100

売掛金

100

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