2014年1月

ファイナンシャルプランナー3級(FP3級)
実技試験 問題
年度別過去問 2014年1月(平成26年1月)

【第1問】下記の(問1)、(問2)について解答しなさい。
問1
ファイナンシャル・プランニング業務を行うに当たっては、関連業法を順守することが重要である。ファイナンシャル・プランナー(以下「FP」という)の行為に関する次の記述のうち、最も適切なものはどれか。
1.投資助言・代理業の登録をしていないFPが、顧客と投資顧問契約を締結し、当該契約に基づいて特定の上場会社の業績予想や投資判断について助言をした。
2.税理士資格を有していないFPが、顧客の納付すべき相続税の具体的な税額計算を無償で行い、税務書類を作成した。
3.生命保険募集人の登録をしていないFPが、顧客から相談を受け、生命保険証券の見方について説明をした。

問2

記は、細川家のキャッシュフロー表(一部抜粋)である。このキャッシュフロー表の空欄(ア)、(イ)にあてはまる数値の組み合わせとして、正しいものはど
れか。なお、計算に当たっては、キャッシュフロー表中に記載の整数を使用し、計算結果は万円未満を四捨五入することとする。
FP3級実技平成26年1月問1
1.(ア)▲23 (イ)576
2.(ア)▲23 (イ)581
3.(ア) 23 (イ)576

【第2問】下記の(問3)~(問5)について解答しなさい。
問3
下記は、経済用語についてまとめた表である。下表に関する次の記述のうち、最も不適切なものはどれか。

( ア)
企業経営者を対象に自社の現況や先行きの見通しについて行うアンケート調査であり、日本銀行が公表している。
( イ)
生産や雇用など、さまざまな経済活動での重要かつ景気に敏感な指標の動きを統合することによって、景気の現状把握および将来予測に資するために作成された統合的な景気指標であり、内閣府が公表している。
( ウ)
一定期間に国内で生産された財やサービスなどの付加価値の総額であり、内閣府が公表している。
1.空欄(ア)に入る用語は、「景気ウォッチャー調査」である。
2.空欄(イ)に入る用語は、「景気動向指数」である。
3.空欄(ウ)に入る用語は、「国内総生産(GDP)」である。

問4
下記<資料>に基づく株式の評価尺度に関する次の記述のうち、正しいものはどれか。
FP3級実技平成26年1月問4
・株価収益率(PER)は( ア)である。一般に、同業他社などと比較して、PERが高いと株価が割高、PERが低いと株価が割安と判断される。
・株価純資産倍率(PBR)は( イ)である。一般に、同業他社などと比較して、PBRが高いと株価が割高、PBRが低いと株価が割安と判断される。
・配当利回りは( ウ)である。投資金額に対する年間配当金の割合を表している。
1.空欄(ア)に入る語句は、「40倍(=2,400円÷60円)」である。
2.空欄(イ)に入る語句は、「3倍(=2,400円÷800円)」である。
3.空欄(ウ)に入る語句は、「33.3%(≒60円÷180円×100)」である。

問5
下記<資料>に関する次の記述の空欄(ア)、(イ)にあてはまる数値の組み合わせとして、正しいものはどれか。
FP3級実技平成26年1月問5
(出所:東洋経済新報社「会社四季報」2013年3集)
・この企業の株を1単元(=1,000株)保有していた場合、2012年3月期における年間の
配当金額(税引前)は( ア)円であったことが分かる。
・2012年3月期における1株当たりの利益は( イ)円であったことが分かる。
1.(ア)11,000 (イ)57.1
2.(ア)22,000 (イ)67.7
3.(ア)22,000 (イ)57.1

【第3問】下記の(問6)、(問7)について解答しなさい。
問6
建築基準法に従い、下記<資料>の土地に建築物を建築する場合の延べ面積(床面積の合計)の最高限度として、正しいものはどれか。なお、記載のない条件については一切考慮しないこととする。
FP3級実技平成26年1月問6
1. 108m2
2. 360m2
3. 540m2

問7
下記<資料>の路線価図に関する次の記述のうち、誤っているものはどれか。
FP3級実技平成26年1月問7
1.路線価は、毎年1月1日を評価時点としている。
2.路線価として記載されている数字は、1m2当たりの価格を1万円単位で表示している。
3.路線価の右隣に記載されているアルファベットは、借地権割合を示す記号である。

【第4問】下記の(問8)~(問10)について解答しなさい。
問8

野友春さんが加入している生命保険(下記<資料>参照)の保障内容に関する次の記述の空欄(ア)にあてはまる金額として、正しいものはどれか。なお、保険
契約は有効に継続しているものとし、友春さんはこれまでに<資料>の保険から保険金および給付金を一度も受け取っていないものとする。
FP3級実技平成26年1月問8
佐野友春さんが、平成25年中に交通事故で死亡(即死)した場合に支払われる死亡保険金は、合計( ア)である。
1. 2,000万円
2. 1,700万円
3. 700万円

問9

村拓郎さんが加入している医療保険(下記<資料>参照)の保障内容に関する次の記述の空欄(ア)にあてはまる金額として、正しいものはどれか。なお、保険
契約は有効に継続しているものとし、拓郎さんはこれまでに<資料>の保険から保険金および給付金を一度も受け取っていないものとする。
FP3級実技平成26年1月問9
北村拓郎さんが、平成25年中にガン(悪性新生物)と診断され、その後15日間入院し、給付倍率20倍の手術(1回)を受けた場合、支払われる給付金は、合計( ア)である。
1. 15万円
2. 35万円
3. 135万円

問10

井仁さんが契約している普通傷害保険の主な内容は、下記<資料>のとおりである。次の1~3のケース(該当者は室井仁さんである)のうち、保険金の支払い
対象とならないケースはどれか。なお1~3のケースはいずれも保険期間中に発生したものである。また、<資料>に記載のない事項については一切考慮しない
こととする。
FP3級実技平成26年1月問10
1.休日に行ったサッカーの試合中に相手選手と交錯し、足を骨折して入院した。
2.海外旅行中に乗車していた列車が事故に遭い、ケガをして通院した。
3.地震が原因で発生した火災により背中にやけどを負ったため、入院した。

【第5問】下記の(問11)について解答しなさい。
問11

社員の三上忠雄さんは、平成25年中に下記<資料>の医療費等を支払っている。三上さんの平成25年分の所得税の確定申告における医療費控除の対象となる
支出額(合計額)として、正しいものはどれか。なお、妻は三上さんと生計を一にしており、保険金等で補てんされた金額はない。
FP3級実技平成26年1月問11
(注)人間ドックの結果、重大な疾病が発見され、引き続き治療のため入院した。
1. 120,000円
2. 170,000円
3. 200,000円

【第6問】下記の(問12)、(問13)について解答しなさい。
問12
平成25年11月15日に相続が開始された辻内信吾さん(被相続人)の<親族関係図>が下記のとおりである場合、民法上の相続人に関する次の記述のうち、正しいものはどれか。なお、記載のない条件については一切考慮しないこととする。
FP3級実技平成26年1月問12
1.相続人は、美佐子さん、順子さん、雄二さんである。
2.相続人は、美佐子さん、順子さん、雄二さん、明仁さんである。
3.相続人は、美佐子さん、忠志さん、順子さん、雄二さん、明仁さんである。

問13
相続税の申告に関する次の記述の空欄(ア)~(ウ)にあてはまる数値の組み合わせとして、正しいものはどれか。

相続人の課税価格の合計額が、「5,000万円+(
ア)万円×法定相続人の数」で算出した基礎控除額を超える場合、納付すべき相続税額がある相続人は、相続の開始があったことを知った日の翌日から(
イ)ヵ月以内に申告書を提出しなければならない。なお、被相続人に養子がいる場合、法定相続人の数に算入することができる養子の数は、被相続人に実子がい
ない場合には( ウ)人までである。
1.(ア) 500 (イ)10 (ウ)1
2.(ア)1,000 (イ)10 (ウ)2
3.(ア)1,000 (イ) 3 (ウ)1

【第7問】下記の(問14)~(問20)について解答しなさい。
<設例>
柳井広樹さんは、株式会社TNに勤める会社員である。平成25年10月に第一子が生まれたこともあり、今後の生活設計についてFPで税理士でもある倉林さんに相談をした。なお、下記のデータはいずれも平成26年1月1日現在のものである。
[家族構成(同居家族)]
FP3級実技平成26年1月問13-1

FP3級実技平成26年1月問13-2
[負債]
なし
[マイホーム]
広樹さんは、財形住宅貯蓄250万円と定期預金200万円のうち50万円の合計300万円を頭金とし、民間金融機関で2,200万円の住宅ローンを組んで、2,500万円のマンションを購入したいと考えている。
[その他]
上記以外については、各設問において特に指定のない限り一切考慮しないこととする。

問14
FPの倉林さんは、柳井家の(マンション購入後の)バランスシートを作成した。下表の空欄(ア)にあてはまる金額として、正しいものはどれか。なお、<設例>に記載のあるデータに基づいて解答することとし、<設例>に記載のないデータについては一切考慮しないこととする。
FP3級実技平成26年1月問14
1. 720(万円)
2. 1,020(万円)
3. 2,200(万円)

問15
広樹さんは、マンション購入に備え、財形住宅貯蓄を利用している。財形住宅貯蓄に関する次の記述のうち、最も不適切なものはどれか。
1.勤労者財産形成促進法上の勤労者で、契約申込み時の年齢が60歳未満であれば、利用することができる。
2.住宅取得の場合だけでなく、一定の要件を満たせば、住宅の増改築の場合でも払い出しをすることができる。
3.利用に当たっては、1人1契約とされている。

問16

樹さんと美和さんは、今後10年間で積立貯蓄をして、長女の希美さんの教育資金として240万円を準備したいと考えている。積立期間中に年利2%で複利運
用できるものとした場合、240万円を準備するために必要な毎年の積立金額として、正しいものはどれか。なお、下記<資料>の3つの係数の中から最も適切
な係数を選択して計算し、解答に当たっては百円未満を四捨五入することとする。また、税金や記載のない事項については一切考慮しないこととする。
FP3級実技平成26年1月問16
1. 196,900円
2. 219,200円
3. 267,200円

問17

樹さんは、平成26年中にマンションを購入して、住宅借入金等特別控除(以下「住宅ローン控除」という)の適用を受けたいと考えており、FPの倉林さんに
住宅ローン控除について質問をした。住宅ローン控除に関する倉林さんの次の説明のうち、最も不適切なものはどれか。なお、購入するマンションは、認定長期
優良住宅等には該当しないものとする。
1.「住宅ローン控除の適用を受けるためには、借入金の返済期間が10年以上で、分割返済により返済されるものであることという要件を満たす必要があります。」
2.「給与所得者の場合、住宅ローン控除の適用を受ける最初の年分は確定申告を行う必要があります。」
3.「自宅を取得するための借入金であれば、親族や知人からの借入金であっても住宅ローン控除の適用を受けることができます。」

問18

樹さんの父親の英昭さんは、平成26年3月末に勤務先を定年退職する予定であり、定年退職時には退職一時金として2,200万円が支給される見込みであ
る。この場合の退職所得の金額(計算式を含む)として、正しいものはどれか。なお、英昭さんの勤続年数は38年とし、障害者になったことに基因する退職で
はないものとする。
FP3級実技平成26年1月問18
1. 2,200万円-2,060万円=140万円
2.(2,200万円-2,060万円)×1/2=70万円
3.(2,200万円-2,060万円-80万円)×1/2=30万円

問19
広樹さんと美和さんは、自分たちが将来受け取る老齢年金について理解を深めておきたいと思い、FPの倉林さんに質問をした。老齢基礎年金に関する倉林さんの次の説明のうち、最も不適切なものはどれか。
1.「老齢基礎年金を受給するためには、原則として、国民年金の保険料納付済期間と保険料免除期間とを合わせた期間が25年以上なければなりません。」
2.「老齢基礎年金を実際に受け取るためには、受給権者は裁定請求手続きをする必要があります。」
3.「老齢基礎年金を繰り下げて受給する場合の増額率は、繰下げ月数1ヵ月当たり0.5%です。」

問20

樹さんの年金加入歴は下記のとおりである。仮に、広樹さんが現時点(31歳)で死亡した場合、広樹さんの死亡時点において妻の美和さんに支給される公的年
金の遺族給付に関する次の記述のうち、最も適切なものはどれか。なお、広樹さんは、入社時(22歳で入社)から死亡時まで厚生年金保険に加入しているもの
とし、遺族給付における生計維持要件は満たされているものとする。
FP3級実技平成26年1月問20
1.遺族基礎年金のみが支給される。
2.遺族厚生年金のみが支給される。
3.遺族基礎年金と遺族厚生年金が支給される。

ファイナンシャルプランナー3級(FP3級)
実技試験 解答
年度別過去問 2014年1月(平成26年1月)

【第1問】下記の(問1)、(問2)について解答しなさい。
問1
ファイナンシャル・プランニング業務を行うに当たっては、関連業法を順守することが重要である。ファイナンシャル・プランナー(以下「FP」という)の行為に関する次の記述のうち、最も適切なものはどれか。
1.投資助言・代理業の登録をしていないFPが、顧客と投資顧問契約を締結し、当該契約に基づいて特定の上場会社の業績予想や投資判断について助言をした。

× 投資顧問契約や特定の有価証券についての助言は違反する。

2.税理士資格を有していないFPが、顧客の納付すべき相続税の具体的な税額計算を無償で行い、税務書類を作成した。

× 個別具体的な行為では違反する。無償かどうかは問わない。

3.生命保険募集人の登録をしていないFPが、顧客から相談を受け、生命保険証券の見方について説明をした。

〇 一般的な制度の説明は違反しない。

正解 3

問2

記は、細川家のキャッシュフロー表(一部抜粋)である。このキャッシュフロー表の空欄(ア)、(イ)にあてはまる数値の組み合わせとして、正しいものはど
れか。なお、計算に当たっては、キャッシュフロー表中に記載の整数を使用し、計算結果は万円未満を四捨五入することとする。
FP3級実技平成26年1月問1
1.(ア)▲23 (イ)576
2.(ア)▲23 (イ)581
3.(ア) 23 (イ)576
正解 2

年間収支=その年の収入-支出=718-741=▲23
金融資産残高=前年の金融資産残高×(1+変動率)+その年の年間収支=483×(1+0.01)+93=581

【第2問】下記の(問3)~(問5)について解答しなさい。
問3
下記は、経済用語についてまとめた表である。下表に関する次の記述のうち、最も不適切なものはどれか。
( ア)
企業経営者を対象に自社の現況や先行きの見通しについて行うアンケート調査であり、行が公表している。
( イ)
生産や雇用など、さまざまな経済活動での重要かつ景気に敏感な指標の動きを統合することによって、景気の現状把握および将来予測に資するために作成された統合的な景気指標であり、内閣府が公表している。
( ウ)
一定期間に国内で生産された財やサービスなどの付加価値の額であり、内閣府が公表している。
1.空欄(ア)に入る用語は、「景気ウォッチャー調査」である。

× 日銀短観の説明である。

2.空欄(イ)に入る用語は、「景気動向指数」である。

3.空欄(ウ)に入る用語は、「国内総生産(GDP)」である。

正解 1

問4
下記<資料>に基づく株式の評価尺度に関する次の記述のうち、正しいものはどれか。
FP3級実技平成26年1月問4
・株価収益率(PER)は( ア)である。一般に、同業他社などと比較して、PERが高いと株価が割高、PERが低いと株価が割安と判断される。
・株価純資産倍率(PBR)は( イ)である。一般に、同業他社などと比較して、PBRが高いと株価が割高、PBRが低いと株価が割安と判断される。
・配当利回りは( ウ)である。投資金額に対する年間配当金の割合を表している。
1.空欄(ア)に入る語句は、「40倍(=2,400円÷60円)」である。

× 株価収益率(PER)=株価 / 収益率=2400/180≒13倍

2.空欄(イ)に入る語句は、「3倍(=2,400円÷800円)」である。

〇 株価純資産倍率(PBR)=株価 / 純資産倍率

3.空欄(ウ)に入る語句は、「33.3%(≒60円÷180円×100)」である。

× 配当利回り=配当(収益) / 株価(投資額)×100=60/2400×100=2.5%

正解 2

問5
下記<資料>に関する次の記述の空欄(ア)、(イ)にあてはまる数値の組み合わせとして、正しいものはどれか。
FP3級実技平成26年1月問5
(出所:東洋経済新報社「会社四季報」2013年3集)
・この企業の株を1単元(=1,000株)保有していた場合、2012年3月期における年間の配当金額(税引前)は( ア)円であったことが分かる。
・2012年3月期における1株当たりの利益は( イ)円であったことが分かる。
1.(ア)11,000 (イ)57.1
2.(ア)22,000 (イ)67.7
3.(ア)22,000 (イ)57.1
正解 3

ア:真ん中下の配当の欄を見る。2012年は3月と9月に配当が行われ、共に11円であるので
11円×1000株(2011年9月)+11円×1000株(2012年3月)=2200円
イ:左下の業績の欄の5項目の1株益円を見る。(連12.3 57.1)

【第3問】下記の(問6)、(問7)について解答しなさい。
問6
建築基準法に従い、下記<資料>の土地に建築物を建築する場合の延べ面積(床面積の合計)の最高限度として、正しいものはどれか。なお、記載のない条件については一切考慮しないこととする。
FP3級実技平成26年1月問6
1. 108㎡
2. 360㎡
3. 540㎡
正解 2

前面道路の幅員による制限を求める
前面道路の幅員による制限=法定乗数×道路の幅員=4/10×5=20/10=200%
前面道路の幅員と指定容積率を比べて小さい方が容積率
300%>200%⇒容積率=200%
延べ面積(床面積の合計)の最高限度=面積×指定容積率=180㎡×200%=360㎡

問7
下記<資料>の路線価図に関する次の記述のうち、誤っているものはどれか。
FP3級実技平成26年1月問7
1.路線価は、毎年1月1日を評価時点としている。

〇 

2.路線価として記載されている数字は、1㎡当たりの価格を1万円単位で表示している。

× 1千円単位である

3.路線価の右隣に記載されているアルファベットは、借地権割合を示す記号である。

正解 2

【第4問】下記の(問8)~(問10)について解答しなさい。
問8

野友春さんが加入している生命保険(下記<資料>参照)の保障内容に関する次の記述の空欄(ア)にあてはまる金額として、正しいものはどれか。なお、保険
契約は有効に継続しているものとし、友春さんはこれまでに<資料>の保険から保険金および給付金を一度も受け取っていないものとする。
FP3級実技平成26年1月問8
佐野友春さんが、平成25年中に交通事故死亡(即死)した場合に支払われる死亡保険金は、合計( ア)である。
1. 2,000万円
2. 1,700万円
3. 700万円
正解 1

終身保険+定期保険特約+特定疾病保険特約+傷害保険特約=700+1000+200+100=2000万円
⇒特定疾病は、生存中に特定疾病になったときか生存中に特定疾病にならずに死亡したときに受け取ることが可能
⇒傷害保険は、急激かつ偶然な外来の事故によるケガに備える保険

問9

村拓郎さんが加入している医療保険(下記<資料>参照)の保障内容に関する次の記述の空欄(ア)にあてはまる金額として、正しいものはどれか。なお、保険
契約は有効に継続しているものとし、拓郎さんはこれまでに<資料>の保険から保険金および給付金を一度も受け取っていないものとする。
FP3級実技平成26年1月問9
北村拓郎さんが、平成25年中にガン(悪性新生物)と診断され、その後15日間入院し、給付倍率20倍の手術(1回)を受けた場合、支払われる給付金は、合計( ア)である。
1. 15万円
2. 35万円
3. 135万円
正解 2

1万円×15日(入院給付金)+1万円×20倍(手術給付金)=35万円

問10

井仁さんが契約している普通傷害保険の主な内容は、下記<資料>のとおりである。次の1~3のケース(該当者は室井仁さんである)のうち、保険金の支払い
対象とならないケースはどれか。なお1~3のケースはいずれも保険期間中に発生したものである。また、<資料>に記載のない事項については一切考慮しない
こととする。
FP3級実技平成26年1月問10
1.休日に行ったサッカーの試合中に相手選手と交錯し、足を骨折して入院した。

〇 普通傷害保険は、日常の急激かつ偶然な外来の事故によって身体に傷害を被った場合に保険金が出る。

2.海外旅行中に乗車していた列車が事故に遭い、ケガをして通院した。

〇 海外旅行中などにかかわらず、保険金は出る。海外旅行傷害保険jんと注意すること。

3.地震が原因で発生した火災により背中にやけどを負ったため、入院した。

× 地震は日常ではないので保険金は出ない。

正解 3

【第5問】下記の(問11)について解答しなさい。
問11

社員の三上忠雄さんは、平成25年中に下記<資料>の医療費等を支払っている。三上さんの平成25年分の所得税の確定申告における医療費控除の対象となる
支出額(合計額)として、正しいものはどれか。なお、妻は三上さんと生計を一にしており、保険金等で補てんされた金額はない。
FP3級実技平成26年1月問11
1. 120,000円
2. 170,000円
3. 200,000円
正解 2

人間ドックを受けた後に、さらに治療をしているため対象となる。
健康増進のための費用は、対象とならない。
50000円(人間ドック)+120000(入院費用)=170000円

【第6問】下記の(問12)、(問13)について解答しなさい。
問12
平成25年11月15日に相続が開始された辻内信吾さん(被相続人)の<親族関係図>が下記のとおりである場合、民法上の相続人に関する次の記述のうち、正しいものはどれか。なお、記載のない条件については一切考慮しないこととする。
FP3級実技平成26年1月問12
1.相続人は、美佐子さん、順子さん、雄二さんである。
2.相続人は、美佐子さん、順子さん、雄二さん、明仁さんである。
3.相続人は、美佐子さん、忠志さん、順子さん、雄二さん、明仁さんである。
正解 1

配偶者は常に相続人になる。
次に順位による比較を行う。今回は、第1順位の子がいるため子に相続される。
相続の放棄をした場合、その者の子は代襲相続人とならない。

問13
相続税の申告に関する次の記述の空欄(ア)~(ウ)にあてはまる数値の組み合わせとして、正しいものはどれか。

相続人の課税価格の合計額が、「5,000万円+(
ア)万円×法定相続人の数」で算出した基礎控除額を超える場合、納付すべき相続税額がある相続人は、相続の開始があったことを知った日の翌日から(
イ)ヵ月以内に申告書を提出しなければならない。なお、被相続人に養子がいる場合、法定相続人の数に算入することができる養子の数は、被相続人に実子がい
ない場合には( ウ)人までである。
1.(ア) 500 (イ)10 (ウ)1
2.(ア)1,000 (イ)10 (ウ)2
3.(ア)1,000 (イ) 3 (ウ)1
正解 2

【第7問】下記の(問14)~(問20)について解答しなさい。
<設例>
柳井広樹さんは、株式会社TNに勤める会社員である。平成25年10月に第一子が生まれたこともあり、今後の生活設計についてFPで税理士でもある倉林さんに相談をした。なお、下記のデータはいずれも平成26年1月1日現在のものである。
[家族構成(同居家族)]
FP3級実技平成26年1月問13-1

FP3級実技平成26年1月問13-2
[負債]
なし
[マイホーム]
広樹さんは、財形住宅貯蓄250万円と定期預金200万円のうち50万円の合計300万円を頭金とし、民間金融機関で2,200万円の住宅ローンを組んで、2,500万円のマンションを購入したいと考えている。
[その他]
上記以外については、各設問において特に指定のない限り一切考慮しないこととする。

問14
FPの倉林さんは、柳井家の(マンション購入後の)バランスシートを作成した。下表の空欄(ア)にあてはまる金額として、正しいものはどれか。なお、<設例>に記載のあるデータに基づいて解答することとし、<設例>に記載のないデータについては一切考慮しないこととする。
FP3級実技平成26年1月問14
1. 720(万円)
2. 1,020(万円)
3. 2,200(万円)
正解 1

①表に×××にそれぞれの金額を代入する。
②バランスシートは資産=負債+純資産となるので
⇒純資産=資産-負債
∴純資産=普通預金(150-50=100)+定期預金(200)+外貨預金(50)+生命保険金(70)+不動産(2500)-住宅ローン(2200)=720万円

問15
広樹さんは、マンション購入に備え、財形住宅貯蓄を利用している。財形住宅貯蓄に関する次の記述のうち、最も不適切なものはどれか。
1.勤労者財産形成促進法上の勤労者で、契約申込み時の年齢が60歳未満であれば、利用することができる

× 55歳未満

2.住宅取得の場合だけでなく、一定の要件を満たせば、住宅の増改築の場合でも払い出しをすることができる。

3.利用に当たっては、1人1契約とされている。

正解 1

問16

樹さんと美和さんは、今後10年間積立貯蓄をして、長女の希美さんの教育資金として240万円を準備したいと考えている。積立期間中に年利2%で複利運
用できるものとした場合、240万円を準備するために必要な毎年の積立金額として、正しいものはどれか。なお、下記<資料>の3つの係数の中から最も適切
な係数を選択して計算し、解答に当たっては百円未満を四捨五入することとする。また、税金や記載のない事項については一切考慮しないこととする。
FP3級実技平成26年1月問16
1. 196,900円
2. 219,200円
3. 267,200円
正解 2

将来の額が決まっている時に、積立てをしながら現在の積立額を求めたいので減債基金係数
240×0.09133=219,200円

問17

樹さんは、平成26年中にマンションを購入して、住宅借入金等特別控除(以下「住宅ローン控除」という)の適用を受けたいと考えており、FPの倉林さんに
住宅ローン控除について質問をした。住宅ローン控除に関する倉林さんの次の説明のうち、最も不適切なものはどれか。なお、購入するマンションは、認定長期
優良住宅等には該当しないものとする。
1.「住宅ローン控除の適用を受けるためには、借入金の返済期間が10年以上で、分割返済により返済されるものであることという要件を満たす必要があります。」

2.「給与所得者の場合、住宅ローン控除の適用を受ける最初の年分は確定申告を行う必要があります。」

3.「自宅を取得するための借入金であれば、親族や知人からの借入金であっても住宅ローン控除の適用を受けることができます。」

× 、金融機関、独立行政法人住宅金融支援機構又は一定の貸金業を行う法人から借り入れしたときに限られる。

正解 3

問18

樹さんの父親の英昭さんは、平成26年3月末に勤務先を定年退職する予定であり、定年退職時には退職一時金として2,200万円が支給される見込みであ
る。この場合の退職所得の金額(計算式を含む)として、正しいものはどれか。なお、英昭さんの勤続年数は38年とし、障害者になったことに基因する退職で
はないものとする。
FP3級実技平成26年1月問18
1. 2,200万円-2,060万円=140万円
2.(2,200万円-2,060万円)×1/2=70万円
3.(2,200万円-2,060万円-80万円)×1/2=30万円
正解 2

退職所得控除は上記表から求めるため
800+70×(38-20)=2060万円
退職所得=(退職一時金-退職所得控除)×1/2
(2200-2060)×1/2=70万円

問19
広樹さんと美和さんは、自分たちが将来受け取る老齢年金について理解を深めておきたいと思い、FPの倉林さんに質問をした。老齢基礎年金に関する倉林さんの次の説明のうち、最も不適切なものはどれか。
1.「老齢基礎年金を受給するためには、原則として、国民年金の保険料納付済期間と保険料免除期間とを合わせた期間が25年以上なければなりません。」

2.「老齢基礎年金を実際に受け取るためには、受給権者は裁定請求手続きをする必要があります。」

〇 必ず申請が必要

3.「老齢基礎年金を繰り下げて受給する場合の増額率は、繰下げ月数1ヵ月当たり0.5%です。」

× 0.7%。なお繰り上げて受給する時の減額率が0.5%。

正解 3

問20

樹さんの年金加入歴は下記のとおりである。仮に、広樹さんが現時点(31歳)で死亡した場合、広樹さんの死亡時点において妻の美和さんに支給される公的年
金の遺族給付に関する次の記述のうち、最も適切なものはどれか。なお、広樹さんは、入社時(22歳で入社)から死亡時まで厚生年金保険に加入しているもの
とし、遺族給付における生計維持要件は満たされているものとする。
FP3級実技平成26年1月問20
1.遺族基礎年金のみが支給される。
2.遺族厚生年金のみが支給される。
3.遺族基礎年金と遺族厚生年金が支給される。
正解 3

遺族年金が支払われるか:保険料納付済期間(保険料免除期間を含む。)が国民年金加入期間の3分の2以上あるので受給可能
遺族基礎年金が支払われるか:子のある妻なので受給可能。
遺族厚生年金が支払われるか:厚生年金の被保険者なので受給可能。

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