平成24年9月

ファイナンシャルプランナー3級(FP3級)学科試験
実技試験 問題
年度別過去問 2012年9月(平成24年9月)

平成24年9月
【第1問】下記の(問1)、(問2)について解答しなさい。
平成24年9月問1 ファイナンシャル・プランニング業務を行うに当たっては、関連業法を順守することが重要である。税理士資格を有していないファイナンシャル・プランナーが業務において行った次の行為のうち、最も不適切なものはどれか。
1.仮定の事例に基づいて、投資収益に対する課税額の計算方法を提示した。
2.顧客が納付すべき所得税の具体的な税額計算を無償で行い、税務書類を作成した。
3.不動産取引に関し、一般的な税法の解釈を顧客に説明した。

平成24年9月問2 下記は、西山家のキャッシュフロー表(一部抜粋)である。このキャッシュフロー表の空欄(ア)にあてはまる数値として、正しいものはどれか。なお、計算に当たっては、キャッシュフロー表中に記載の整数を使用し、計算結果は万円未満を四捨五入することとする。
平成24年9月実技問2
1. 1,557(万円)
2. 1,733(万円)
3. 1,749(万円)

【第2問】下記の(問3)~(問5)について解答しなさい。
平成24年9月問3 下記は、経済用語についてまとめた表である。下表に関する次の記述のうち、最も不適切なものはどれか。
( ア )
金融部門から経済全体に供給されている通貨の総量のことで、日本銀行が毎月公表している。2008年から( ア )という名称で公表されている。
( イ )
日本銀行が景気の現状や先行きの見通しについて企業に直接行うアンケート調査で、全国企業短期経済観測調査の略称である。年4回、調査・公表される。
( ウ )
企業間で取引される商品の価格変動を表したもので、日本銀行が毎月公表している。国際商品市況や外国為替相場の影響を受けやすい。
1.空欄(ア)に入る語句は、「マネーストック」である。
2.空欄(イ)に入る語句は、「日銀短観」である。
3.空欄(ウ)に入る語句は、「景気動向指数」である。

平成24年9月問4 下記<資料>に関する次の記述のうち、最も適切なものはどれか。なお、問題の性質上、<資料>の一部を(***)としている。
平成24年9月実技問4
1.(a)は、東京証券取引所市場第一部に上場している銘柄のうち、代表的な225銘柄の株価を平均し、かつ、連続性を失わせないように株価の権利落ちなどを修正した平均株価である。
2.(b)は、前日のマーケット(80円76銭~77銭)よりも、円高になったことを示している。
3.(c)に入る用語は、「短期金利」である。
3級 実技試験(資産設計提案業務・2012.9.9) -6-

平成24年9月問5 下記<資料>に関する次の記述の空欄(ア)、(イ)にあてはまる数値の組み合わせとして、正しいものはどれか。
平成24年9月実技問5
・ この企業の株を1単元(1単位)保有していた場合、2010年3月期における年間の配当金額(税引前)は( ア )円であったことが分かる。
・ 2010年3月期における1株当たりの利益は( イ )円であったことが分かる。
1.(ア)1,000  (イ)9,931
2.(ア)1,000  (イ)7,762
3.(ア)9,931  (イ)1,000

【第3問】下記の(問6)について解答しなさい。
平成24年9月問6 建築基準法に従い、下記<資料>の土地に建築物を建築する場合、建築可能な建築物の延べ面積(床面積の合計)として、正しいものはどれか。なお、記載のない条件については一切考慮しないこととする。
平成24年9月実技問6
1. 180m2
2. 480m2
3. 600m2
3級 実技試験(資産設計提案業務・2012.9.9) -8-
【第4問】下記の(問7)~(問11)について解答しなさい。
平成24年9月問7 皆川梨乃さんが加入している医療保険(下記<資料>参照)の保障内容に関する次の記述の空欄(ア)にあてはまる金額として、正しいものはどれか。なお、保険契約は有効に継続しているものとし、梨乃さんはこれまでに下記<資料>の保険から保険金および給付金を一度も受け取っていないものとする。
平成24年9月実技問7
1. 10万円
2. 25万円
3. 50万円

平成24年9月問8 緒方健一さんが加入している生命保険(下記<資料>参照)の保障内容に関する次の記述の空欄(ア)にあてはまる金額として、正しいものはどれか。なお、保険契約は有効に継続しているものとし、健一さんはこれまでに下記<資料>の保険から保険金および給付金を一度も受け取っていないものとする。
平成24年9月実技問8
緒方健一さんが、平成24年中に交通事故により死亡(即死)した場合に支払われる死亡保険金は、合計( ア )である。
1. 1,100万円
2. 1,900万円
3. 2,000万円

平成24年9月問9 下記の生命保険の契約A~Cについて、保険金・給付金が支払われた場合の課税に関する次の記述のうち、正しいものはどれか。
平成24年9月実技問9
1.契約Aについて、保険契約の満期により妻が受け取った満期保険金は、贈与税の課税対象となる。
2.契約Bについて、夫の死亡により妻が受け取った死亡保険金は、相続税の課税対象となる。
3.契約Cについて、妻の入院により妻が受け取った入院給付金は、雑所得として所得税・住民税の課税対象となる。

平成24年9月問10 大嶋正樹さんは、下記の内容の生命保険に加入している。大嶋さんの平成24年分の所得税の計算における生命保険料控除額として、正しいものはどれか。なお、下記以外に加入している生命保険はないものとする。
平成24年9月実技問10-1

平成24年9月実技問10-2
1. 37,500円
2. 40,000円
3. 42,500円

平成24年9月問11 下記は、地震保険についてまとめた表である。下表の空欄(ア)~(ウ)にあてはまる語句の組み合わせとして、最も適切なものはどれか。
平成24年9月実技問11
1.(ア)30%~50% (イ)5,000万円 (ウ)25,000円
2.(ア)30%~90% (イ)5,000万円 (ウ)50,000円
3.(ア)30%~90% (イ)3,000万円 (ウ)25,000円

【第5問】下記の(問12)について解答しなさい。
平成24年9月問12 会社員の柴田靖男さんは、平成24年12月に勤務先を定年退職する予定である。柴田さんの退職に係るデータが下記<資料>のとおりである場合、柴田さんの退職所得の金額として、正しいものはどれか。なお、柴田さんは役員ではなく、退職は障害者になったことに基因するものではない。また、前年以前に受け取った退職金はないものとする。
平成24年9月実技問12
1. 2,250万円
2.   900万円
3.   750万円

【第6問】下記の(問13)、(問14)について解答しなさい。
平成24年9月問13 平成24年8月4日に相続が開始された川野修一さん(被相続人)の<親族関係図>が下記のとおりである場合、民法上の相続人に関する次の記述のうち、正しいものはどれか。なお、記載のない条件については一切考慮しないこととする。
平成24年9月実技問13
1.相続人は、明美さんのみである。
2.相続人は、明美さんと弘子さんである。
3.相続人は、明美さん、千恵さん、康文さんである。

平成24年9月問14(問13)の川野遼太郎さんは、相続を放棄している。相続放棄における家庭裁判所への申述期限に関する次の記述の空欄(ア)にあてはまる語句として、正しいものはどれか。相続開始があったことを知った時から( ア )に申述しなければならないとされている。
1. 3ヵ月以内
2. 4ヵ月以内
3. 6ヵ月以内

【第7問】下記の(問15)~(問20)について解答しなさい。
<設例>
南村大悟さんは、株式会社ZYに勤務する会社員である。平成24年6月に待望の第一子が生まれたこともあり、今後の生活設計について真剣に考えようと思い、ファイナンシャル・プランナー(FP)で税理士でもある水瀬さんに相談をした。なお、下記のデータはいずれも平成24年9月1日現在のものである。
<家族構成(同居家族)>
平成24年9月実技問15-1
<保有資産(時価)> (単位:万円)
平成24年9月実技問15-2
<負債>
なし
<マイホーム>
大悟さんは、定期預金450万円のうち400万円を頭金とし、民間金融機関で2,100万円の
住宅ローンを組んで、2,500万円の新築マンションを購入したいと考えている。
<その他>
上記以外については、各設問において特に指定のない限り一切考慮しないこととする。

平成24年9月問15 FPの水瀬さんは、南村家の(マンション購入後の)バランスシートを作成した。下表の空欄(ア)にあてはまる金額として、正しいものはどれか。なお、<設例>に記載のあるデータに基づいて解答することとし、<設例>に記載のないデータについては一切考慮しないこととする。
平成24年9月実技問15-3
1.   880(万円)
2. 2,100(万円)
3. 2,980(万円)

平成24年9月問16 大悟さんと杏さんは、今後15年間で積立貯蓄をして、長女の千衣さんの教育資金として200万円を準備したいと考えている。積立期間中に年利2%で複利運用できるものとした場合、200万円を準備するために必要な毎年の積立金額として、正しいものはどれか。なお、下記<資料>の3つの係数の中から最も適切な係数を選択して計算し、円単位で解答することとする。また、税金や記載のない事項については一切考慮しないこととする。
平成24年9月実技問16
1. 116,000円
2. 134,000円
3. 156,000円

平成24年9月問17 大悟さんは、新築マンションの購入に際しては、住宅借入金等特別控除(以下「住宅ローン控除」という)の適用を受けたいと考えており、住宅ローン控除についてFPの水瀬さんに質問をした。住宅ローン控除に関する水瀬さんの次の説明のうち、最も適切なものはどれか。なお、購入する新築マンションは、認定長期優良住宅には該当しないものとする。
1.「住宅ローン控除の適用を受けた後、仮に、国内転勤になり家族全員がその住居から転居した場合でも、転勤はやむを得ない事情であるため、居住の用に供さなくなった転居期間中も、引き続き住宅ローン控除の適用を受けることができます。」
2.「住宅ローン控除は、控除を受ける年分の合計所得金額が1,500万円を超えた場合には、その年以降住宅ローン控除の適用を受けることができなくなります。」
3.「住宅ローン控除の適用を受けるためには、借入金の返済期間が10年以上で、分割返済により返済されるものであることという要件を満たす必要があります。」

平成24年9月問18 杏さんは、大悟さんが万一死亡した場合、自分と残された子どもが生活していけるかどうか不安になり、FPの水瀬さんに相談をした。仮に1年後、大悟さんが不慮の事故により死亡した場合、大悟さんの死亡時点において杏さんに支給される公的年金の遺族給付として、最も適切なものはどれか。なお、大悟さんは、入社時(22歳で入社)から死亡時まで厚生年金保険に加入しており、遺族給付における生計維持要件は満たされているものとする。
1.遺族厚生年金と遺族基礎年金が支給される。
2.遺族厚生年金と中高齢寡婦加算額が支給される。
3.遺族厚生年金と遺族基礎年金と中高齢寡婦加算額が支給される。

平成24年9月問19 大悟さんは、将来受け取る年金についての理解を深めておきたいと思い、FPの水瀬さんに質問をした。老齢年金に関する水瀬さんの次の説明のうち、最も適切なものはどれか。
1.「老齢基礎年金を受給するためには、原則として、保険料納付済期間と保険料免除期間の合計が25年以上なければなりません。」
2.「65歳からの老齢厚生年金は、老齢基礎年金のように繰り下げて受給することはできません。」
3.「65歳からの老齢厚生年金は、老齢基礎年金の受給資格要件を満たしていなくても、厚生年金保険の被保険者期間が2年以上あれば受給することができます。」

平成24年9月問20 杏さんは、九州で一人暮らしをしている祖父の平八さんの体調が最近あまり良くないことから、介護が必要になったときの平八さんの生活について心配している。そこで、公的介護保険制度についてFPの水瀬さんに質問をした。公的介護保険に関する次の記述のうち、最も適切なものはどれか。
1.介護保険の被保険者の年齢要件は、第1号被保険者が60歳以上、第2号被保険者が35歳以上60歳未満とされている。
2.介護サービスを受けようとする被保険者は、要支援者または要介護者に該当することについて、市町村の認定を受けなければならない。
3.介護保険による居宅サービスや施設サービスなどの介護サービスを受けるときの利用者負担割合は、通常3割である。

ファイナンシャルプランナー3級(FP3級)学科試験
実技試験 解答
年度別過去問 2012年9月(平成24年9月)

平成24年9月
【第1問】下記の(問1)、(問2)について解答しなさい。
平成24年9月問1 ファイナンシャル・プランニング業務を行うに当たっては、関連業法を順守することが重要である。税理士資格を有していないファイナンシャル・プランナーが業務において行った次の行為のうち、最も不適切なものはどれか。
1.仮定の事例に基づいて、投資収益に対する課税額の計算方法を提示した。
2.顧客が納付すべき所得税の具体的な税額計算を無償で行い、税務書類を作成した。
3.不動産取引に関し、一般的な税法の解釈を顧客に説明した。
正解 2

仮定の事例をに基づいた説明や一般的な税法の説明は法令に違反しないが、個別具体的な計算はたとえ無償で有っても行うことはできない。

平成24年9月問2 下記は、西山家のキャッシュフロー表(一部抜粋)である。このキャッシュフロー表の空欄(ア)にあてはまる数値として、正しいものはどれか。なお、計算に当たっては、キャッシュフロー表中に記載の整数を使用し、計算結果は万円未満を四捨五入することとする。
平成24年9月実技問2
1. 1,557(万円)
2. 1,733(万円)
3. 1,749(万円)
正解 3

金融資産残高=前年の金融資産残高×(1+変動率)+その年の年間収支=1637×(1+0.01)+(709-613)=1749万円

【第2問】下記の(問3)~(問5)について解答しなさい。
平成24年9月問3 下記は、経済用語についてまとめた表である。下表に関する次の記述のうち、最も不適切なものはどれか。
( ア )
金融部門から経済全体に供給されている通貨の総量のことで、日本銀行が毎月公表している。2008年から( ア )という名称で公表されている。
( イ )
行が景気の現状や先行きの見通しについて企業に直接行うアンケート調査で、全国企業期経済測調査の略称である。年4回、調査・公表される。
( ウ )
企業間で取引される商品の価格変動を表したもので、日本銀行が毎月公表している。国際商品市況や外国為替相場の影響を受けやすい。
1.空欄(ア)に入る語句は、「マネーストック」である。

2.空欄(イ)に入る語句は、「日銀短観」である。

3.空欄(ウ)に入る語句は、「景気動向指数」である。

× 企業物価指数の説明である。

正解 3

平成24年9月問4 下記<資料>に関する次の記述のうち、最も適切なものはどれか。なお、問題の性質上、<資料>の一部を(***)としている。
平成24年9月実技問4
1.(a)は、東京証券取引所市場第一部に上場している銘柄のうち、代表的な225柄の株価を平均し、かつ、連続性を失わせないように株価の権利落ちなどを修正した平均株価である。
〇 日経225とも言う
2.(b)は、前日のマーケット(80円76銭~77銭)よりも、円高になったことを示している。

× 80円76銭~77銭⇒81円32~33銭のようになっているのは円安。
分からないときは具体的事例を思い浮かべるとよい。
1ドルのジュースが昨日は80円だったの今日は81円になった。これは円の価値が安くなった(下がっている)からである、

3.(c)に入る用語は、「短期金利」である。

× 下に10年国債といあるので長期金利。なお短期金利は1年未満の金利

正解 1

平成24年9月問5 下記<資料>に関する次の記述の空欄(ア)、(イ)にあてはまる数値の組み合わせとして、正しいものはどれか。
平成24年9月実技問5
・ この企業の株を1単元(1単位)保有していた場合、2010年3月期における年間の配当金額(税引前)は( ア )円であったことが分かる。
・ 2010年3月期における1株当たりの利益は( イ )円であったことが分かる。
1.(ア)1,000  (イ)9,931
2.(ア)1,000  (イ)7,762
3.(ア)9,931  (イ)1,000
正解 1

ア:真ん中下の配当に2010.3は1000とあるので、2010年3月期における年間の配当金額は1000円
イ:左下の業績の5項目の1株益(円)に2010.3は9931とあるので、9931円

【第3問】下記の(問6)について解答しなさい。
平成24年9月問6 建築基準法に従い、下記<資料>の土地に建築物を建築する場合、建築可能な建築物の延べ面積(床面積の合計)として、正しいものはどれか。なお、記載のない条件については一切考慮しないこととする。
平成24年9月実技問6
1. 180㎡
2. 480㎡
3. 600㎡
正解 2

前面道路の幅員による制限を求める
前面道路の幅員による制限=法定乗数×道路の幅員=4/10×4=16/10=160%
前面道路の幅員と指定容積率を比べて小さい方が容積率
200%>160%⇒容積率=160%
延べ面積(床面積の合計)の最高限度=面積×指定容積率=300㎡×160%=480㎡

【第4問】下記の(問7)~(問11)について解答しなさい。
平成24年9月問7 皆川梨乃さんが加入している医療保険(下記<資料>参照)の保障内容に関する次の記述の空欄(ア)にあてはまる金額として、正しいものはどれか。なお、保険契約は有効に継続しているものとし、梨乃さんはこれまでに下記<資料>の保険から保険金および給付金を一度も受け取っていないものとする。
平成24年9月実技問7
皆川梨乃さんが、平成24年中にガン(悪性新生物)と診断され、その後30日間入院し、給付倍率20倍の手術(1回)を受けた場合、支払われる給付金は、合計( ア )である。
1. 10万円
2. 25万円
3. 50万円
正解 2

5000円×30日(入院給付金)+5000円×20倍(手術給付金)=25万円

平成24年9月問8 緒方健一さんが加入している生命保険(下記<資料>参照)の保障内容に関する次の記述の空欄(ア)にあてはまる金額として、正しいものはどれか。なお、保険契約は有効に継続しているものとし、健一さんはこれまでに下記<資料>の保険から保険金および給付金を一度も受け取っていないものとする。
平成24年9月実技問8
緒方健一さんが、平成24年中に交通事故により死亡(即死)した場合に支払われる死亡保険金は、合計( ア )である。
1. 1,100万円
2. 1,900万円
3. 2,000万円
正解 3

終身保険+定期保険特約+特定疾病保険特約+傷害保険特約=700+1000+200+100=2000万円
⇒特定疾病は、生存中に特定疾病になったときか生存中に特定疾病にならずに死亡したときに受け取ることが可能
⇒傷害保険は、急激かつ偶然な外来の事故によるケガに備える保険

平成24年9月問9 下記の生命保険の契約A~Cについて、保険金・給付金が支払われた場合の課税に関する次の記述のうち、正しいものはどれか。
平成24年9月実技問9
1.契約Aについて、保険契約の満期により妻が受け取った満期保険金は、贈与税の課税対象となる。

× 自分で掛けて自分で受け取った保険は所得税の対象となる

2.契約Bについて、夫の死亡により妻が受け取った死亡保険金は、相続税の課税対象となる。

3.契約Cについて、妻の入院により妻が受け取った入院給付金は、雑所得として所得税・住民税の課税対象となる。

× 医療保険は非課税

正解 2

平成24年9月問10 大嶋正樹さんは、下記の内容の生命保険に加入している。大嶋さんの平成24年分の所得税の計算における生命保険料控除額として、正しいものはどれか。なお、下記以外に加入している生命保険はないものとする。
平成24年9月実技問10-1

平成24年9月実技問10-2
1. 37,500円
2. 40,000円
3. 42,500円
正解 1

契約日が平成24年5月21日となっているので、下の表を使う
70000円×1/4+20000円=37500円

平成24年9月問11 下記は、地震保険についてまとめた表である。下表の空欄(ア)~(ウ)にあてはまる語句の組み合わせとして、最も適切なものはどれか。
平成24年9月実技問11
1.(ア)30%~50% (イ)5,000万円 (ウ)25,000円
2.(ア)30%~90% (イ)5,000万円 (ウ)50,000円
3.(ア)30%~90% (イ)3,000万円 (ウ)25,000円
正解 1

【第5問】下記の(問12)について解答しなさい。
平成24年9月問12 会社員の柴田靖男さんは、平成24年12月に勤務先を定年退職する予定である。柴田さんの退職に係るデータが下記<資料>のとおりである場合、柴田さんの退職所得の金額として、正しいものはどれか。なお、柴田さんは役員ではなく、退職は障害者になったことに基因するものではない。また、前年以前に受け取った退職金はないものとする。
平成24年9月実技問12
1. 2,250万円
2.   900万円
3.   750万円
正解 3

退職所得控除は上記表から求めるため
800+70×(30-20)=1500万円
退職所得=(退職一時金-退職所得控除)×1/2
(3000-1500)×1/2=750万円

【第6問】下記の(問13)、(問14)について解答しなさい。
平成24年9月問13 平成24年8月4日に相続が開始された川野修一さん(被相続人)の<親族関係図>が下記のとおりである場合、民法上の相続人に関する次の記述のうち、正しいものはどれか。なお、記載のない条件については一切考慮しないこととする。
平成24年9月実技問13
1.相続人は、明美さんのみである。
2.相続人は、明美さんと弘子さんである。
3.相続人は、明美さん、千恵さん、康文さんである。
正解 2

相続は配偶者は常に相続人になり、第1順位:子・第2順位:直系尊属・第3順位:兄弟姉妹は順位があり順位の最も高い者が相続する。
第1順位の子は相続の放棄をしているため初めから相続人でない者とみなされる。
次に第2順位を見ると、直系尊属(母)がいるので子の者が相続人となる。

平成24年9月問14(問13)の川野遼太郎さんは、相続を放棄している。相続放棄における家庭裁判所への申述期限に関する次の記述の空欄(ア)にあてはまる語句として、正しいものはどれか。相続開始があったことを知った時から( ア )に申述しなければならないとされている。
1. 3ヵ月以内
2. 4ヵ月以内
3. 6ヵ月以内
正解 1

【第7問】下記の(問15)~(問20)について解答しなさい。
<設例>
南村大悟さんは、株式会社ZYに勤務する会社員である。平成24年6月に待望の第一子が生まれたこともあり、今後の生活設計について真剣に考えようと思い、ファイナンシャル・プランナー(FP)で税理士でもある水瀬さんに相談をした。なお、下記のデータはいずれも平成24年9月1日現在のものである。
<家族構成(同居家族)>
平成24年9月実技問15-1
<保有資産(時価)> (単位:万円)
平成24年9月実技問15-2
<負債>
なし
<マイホーム>
大悟さんは、定期預金450万円のうち400万円を頭金とし、民間金融機関で2,100万円の
住宅ローンを組んで、2,500万円の新築マンションを購入したいと考えている。
<その他>
上記以外については、各設問において特に指定のない限り一切考慮しないこととする。

平成24年9月問15 FPの水瀬さんは、南村家の(マンション購入後の)バランスシートを作成した。下表の空欄(ア)にあてはまる金額として、正しいものはどれか。なお、<設例>に記載のあるデータに基づいて解答することとし、<設例>に記載のないデータについては一切考慮しないこととする。
平成24年9月実技問15-3
1.   880(万円)
2. 2,100(万円)
3. 2,980(万円)
正解 1

①表に×××にそれぞれの金額を代入する。
②バランスシートは資産=負債+純資産となるので
⇒純資産=資産-負債
∴純資産=普通預金(250)+定期預金(450-400=50)+投資信託(30)+個人向け国債(30)+生命保険金(120)+不動産(2500)-住宅ローン(2100)=880万円

平成24年9月問16 大悟さんと杏さんは、今後15年間積立貯蓄をして、長女の千衣さんの教育資金として200万円を準備したいと考えている。積立期間中に年利2%で複利運用できるものとした場合、200万円を準備するため必要な毎年の積立金額として、正しいものはどれか。なお、下記<資料>の3つの係数の中から最も適切な係数を選択して計算し、円単位で解答することとする。また、税金や記載のない事項については一切考慮しないこととする。
平成24年9月実技問16
1. 116,000円
2. 134,000円
3. 156,000円
正解 1

将来に必要な額がわかってるときに、積み立てをしていく中で現在必要な額を求めたいので減債基金係数
200万円×0.058=116,000円

平成24年9月問17 大悟さんは、新築マンションの購入に際しては、住宅借入金等特別控除(以下「住宅ローン控除」という)の適用を受けたいと考えており、住宅ローン控除についてFPの水瀬さんに質問をした。住宅ローン控除に関する水瀬さんの次の説明のうち、最も適切なものはどれか。なお、購入する新築マンションは、認定長期優良住宅には該当しないものとする。
1.「住宅ローン控除の適用を受けた後、仮に、国内転勤になり家族全員がその住居から転居した場合でも、転勤はやむを得ない事情であるため、居住の用に供さなくなった転居期間中も、引き続き住宅ローン控除の適用を受けることができます。」

× 居住していることが条件のためできない。なお転勤から戻ってくれば再度適用は受けられる。

2.「住宅ローン控除は、控除を受ける年分の合計所得金額が1,500万円を超えた場合には、その年以降住宅ローン控除の適用を受けることができなくなります。」

× 合計所得が3000万円以下のとき。またその年分だけなので、次の年などに合計所得が3000万円を下回れば再度適用可能。

3.「住宅ローン控除の適用を受けるためには、借入金の返済期間が10年以上で、分割返済により返済されるものであることという要件を満たす必要があります。」

正解 3

平成24年9月問18 杏さんは、大悟さんが万一死亡した場合、自分と残された子どもが生活していけるかどうか不安になり、FPの水瀬さんに相談をした。仮に1年後、大悟さんが不慮の事故により死亡した場合、大悟さんの死亡時点において杏さんに支給される公的年金の遺族給付として、最も適切なものはどれか。なお、大悟さんは、入社時(22歳で入社)から死亡時まで厚生年金保険に加入しており、遺族給付における生計維持要件は満たされているものとする。
1.遺族厚生年金と遺族基礎年金が支給される。
2.遺族厚生年金と中高齢寡婦加算額が支給される。
3.遺族厚生年金と遺族基礎年金と中高齢寡婦加算額が支給される。
正解 1

遺族基礎年金が支払われるか:子のある妻なので受給可能。
遺族厚生年金が支払われるか:厚生年金の被保険者なので受給可能。

平成24年9月問19 大悟さんは、将来受け取る年金についての理解を深めておきたいと思い、FPの水瀬さんに質問をした。老齢年金に関する水瀬さんの次の説明のうち、最も適切なものはどれか。
1.「老齢基礎年金を受給するためには、原則として、保険料納付済期間と保険料免除期間の合計が25年以上なければなりません。」

2.「65歳からの老齢厚生年金は、老齢基礎年金のように繰り下げて受給することはできません。」

× 老齢基礎年金、老齢厚生年金のどちらも繰り下げ受給可能。

3.「65歳からの老齢厚生年金は、老齢基礎年金の受給資格要件を満たしていなくても、厚生年金保険の被保険者期間が2年以上あれば受給することができます。」

× 1カ月以上。なお特別支給の老齢厚生年金は1年以上。

正解 1

平成24年9月問20 杏さんは、九州で一人暮らしをしている祖父の平八さんの体調が最近あまり良くないことから、介護が必要になったときの平八さんの生活について心配している。そこで、公的介護保険制度についてFPの水瀬さんに質問をした。公的介護保険に関する次の記述のうち、最も適切なものはどれか。
1.介護保険の被保険者の年齢要件は、第1号被保険者が60歳以上第2号被保険者が35歳以上60歳未満とされている。

× 第1号被保険者は65歳以上、第2号被保険者は40歳以上65歳未満

2.介護サービスを受けようとする被保険者は、要支援者または要介護者に該当することについて、市町村の認定を受けなければならない。

〇 

3.介護保険による居宅サービスや施設サービスなどの介護サービスを受けるときの利用者負担割合は、通常3割である。

× 1割(限度額あり)

正解 2

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