2015年5月

ファイナンシャルプランナー3級(FP3級)
実技試験 問題
年度別過去問 2015年5月(平成27年5月)

【第1問】下記の(問1)、(問2)について解答しなさい。

問1
ファイナンシャル・プランニング業務を行うに当たっては、関連業法を順守することが重要である。ファイナンシャル・プランナー(以下「FP」という)の行為に関する次の記述のうち、最も不適切なものはどれか。

1.税理士資格を有していないFPが、顧客から個別・具体的な税額計算を依頼されたため、提携している税理士を紹介した。
2.社会保険労務士資格を有していないFPが、顧客の質問に応じて、日本の公的年金制度の仕組みと特徴について説明をした。
3.ファイナンシャル・プランニング技能士の資格を有するFPは、生命保険募集人の登録を受けたとみなされて、生命保険の募集を行うことができる。

問2
下記は、皆川家のキャッシュフロー表(一部抜粋)である。このキャッシュフロー表の空欄(ア)、(イ)にあてはまる数値の組み合わせとして、正しいものはどれか。なお、計算に当たっては、キャッシュフロー表中に記載の整数を使用し、計算結果は万円未満を四捨五入すること。

1.(ア)319 (イ)261
2.(ア)319 (イ)263
3.(ア)326 (イ)263

【第2問】下記の(問3)~(問6)について解答しなさい。

問3
下記は、経済用語についてまとめた表である。下表の経済用語に関する次の記述のうち、最も不適切なものはどれか。

経済用語 主な内容
( ア ) 日本銀行が金融市場から資金を吸収するための公開市場操作(オペレーション)であり、資金量の減少から、金利の上昇要因となる。
( イ ) 企業間で取引される商品の価格変動に焦点を当てた指数であり、日本銀行が公表している。国際商品市況や外国為替相場の影響を受けやすい傾向がある。
( ウ ) 日本銀行が行う統計調査であり、正式名称を「全国企業短期経済観測調査」という。全国の約1万社の企業を対象に、四半期ごとに調査を実施している。

1.空欄(ア)に入る用語は、「売りオペレーション」である。
2.空欄(イ)に入る用語は、「鉱工業生産指数」である。
3.空欄(ウ)に入る用語は、「日銀短観」である。

問4
下記<資料>に関する次の記述のうち、最も適切なものはどれか。

1.この日の株式市場(終値)では、日経平均株価よりも東証株価指数(TOPIX)の方が、前日と比べて値下がり率が大きかった。
2.この日のドル/円の為替相場(17時時点)は、1ドル=110.00~110.01円と比べたとき、これよりも円高・ドル安であるといえる。
3.<金利>欄に記載されている「新発10年国債利回り」は、日本の短期金利の代表的な指標である。

問5
個人向け国債に関する下表の空欄(ア)~(エ)に関する次の記述のうち、最も適切なものはどれか。

償還期限 10年 5年 3年
金利 ( ア )金利 ( イ )金利 固定金利
発行月(発行頻度) 毎月(年12回)
購入単位 1万円以上1万円単位
利払い ( ウ )
金利設定方法 基準金利×0.66 基準金利-0.05% 基準金利-0.03%
金利の下限 0.05%
中途換金 原則として、発行から( エ )経過すれば換金できる

1.空欄(ア)と空欄(イ)にあてはまる語句は、いずれも「変動」である。
2.空欄(ウ)にあてはまる語句は、「半年ごと(年2回)」である。
3.空欄(エ)にあてはまる語句は、「3年」である。

問6
下記<資料>に関する次の記述の空欄(ア)、(イ)にあてはまる数値の組み合わせとして、正しいものはどれか。

・ この企業の株を100株(1単元)保有していた場合、2014年3月期における年間の配当金額(税引前)は( ア )円であったことが分かる。
・ 2014年3月期における1株当たりの利益は( イ )円であったことが分かる。
1.(ア)5,000 (イ)114.5
2.(ア)5,000 (イ)161.1
3.(ア)3,000 (イ)161.1

【第3問】下記の(問7)について解答しなさい。
問7
建築基準法に従い、下記<資料>の土地に建築物を建築する場合の延べ面積(床面積の合計)の最高限度として、正しいものはどれか。なお、記載のない条件については一切考慮しないこととする。

1. 120m2
2. 600m2
3. 800m2

【第4問】下記の(問8)~(問11)について解答しなさい。

問8
柴田雄太さんが加入している生命保険(下記<資料>参照)の保障内容に関する次の記述の空欄(ア)にあてはまる金額として、正しいものはどれか。なお、保険契約は有効に継続しており、かつ、特約は自動更新しているものとし、雄太さんはこれまでに<資料>の保険から保険金および給付金を一度も受け取っていないものとする。

柴田雄太さんが、平成27年中に肝硬変で死亡した場合に支払われる死亡保険金は、合計( ア )である。
1. 1,300万円
2. 1,500万円
3. 1,600万円

問9
中井康介さんが加入しているガン保険(下記<資料>参照)の保障内容に関する次の記述の空欄(ア)にあてはまる金額として、正しいものはどれか。なお、保険契約は有効に継続しているものとし、康介さんはこれまでに<資料>の保険から保険金および給付金を一度も受け取っていないものとする。

中井康介さんが、平成27年中に初めてガン(悪性新生物)と診断され、その後30日間入院し、給付倍率20倍の手術(1回)を受けた場合、支払われる給付金は、合計( ア )である。
1. 50万円
2. 130万円
3. 150万円

問10
生命保険は、定期保険、終身保険、養老保険の3つに大きく分けることができる。下表に関する次の記述のうち、最も適切なものはどれか。

生命保険の種類 内容
( ア ) 保険期間中に被保険者が死亡または高度障害状態になった場合には死亡保険金または高度障害保険金が支払われ、被保険者が満期まで生存していた場合には死亡保険金と同額の満期保険金が支払われる。
( イ ) 保障が一生涯続き、被保険者が死亡または高度障害状態となった場合に保険金が支払われる。満期保険金はない。

1.(ア)に入る語句は「養老保険」であり、(イ)に入る語句は「終身保険」である。
2.(ア)に入る語句は「終身保険」であり、(イ)に入る語句は「養老保険」である。
3.(ア)に入る語句は「養老保険」であり、(イ)に入る語句は「定期保険」である。

問11
野村忠則さんが契約している普通傷害保険の主な内容は、下記<資料>のとおりである。次の1~3のケース(該当者は野村忠則さんである)のうち、保険金の支払い対象とならないケースはどれか。なお、1~3のケースはいずれも保険期間中に発生したものである。また、<資料>に記載のない事項については一切考慮しないこととする。
<資料>

保険種類 普通傷害保険
保険期間 1年間
保険契約者 野村 忠則
被保険者 野村 忠則
死亡・後遺障害保険金額 5,000万円
入院保険金日額 5,000円
通院保険金日額 3,000円

※特約は付帯されていない。

1.自宅で地震により倒れてきた食器棚の下敷きになり、頭にケガをして入院した。
2.勤務先でガス爆発事故が発生し、腕にやけどを負って通院した。
3.自転車に乗ってスーパーマーケットへ買い物に行く途中に転倒し、手首を捻挫して通院した。

【第5問】下記の(問12)について解答しなさい。

問12
長谷川潤三さんは、勤務している会社を平成27年中に定年退職する予定である。長谷川さんの退職に係るデータが下記<資料>のとおりである場合、長谷川さんの所得税の退職所得に関する次の記述の空欄(ア)~(ウ)にあてはまる語句または数値の組み合わせとして、正しいものはどれか。

<資料>
・ 勤続年数:34年6ヵ月
・ 支給される退職一時金:2,000万円
・ 長谷川さんは役員ではなく、障害者になったことに基因する退職ではない。
[参考:退職所得控除額の求め方]

勤続年数 退職所得控除額
20年以下 勤続年数×40万円(最低80万円)
20年超 800万円+70万円×(勤続年数-20年)

・ 退職所得は( ア )の対象となる。
・ 長谷川さんの勤続年数については、1年未満の端数があるため、これを( イ )退職所得控除額を計算する。
・ 長谷川さんの退職所得の金額は、( ウ )万円である。

1.(ア)分離課税 (イ)1年に切り上げて (ウ) 75
2.(ア)総合課税 (イ)1年に切り上げて (ウ)150
3.(ア)分離課税 (イ)切り捨てて (ウ)220

【第6問】下記の(問13)、(問14)について解答しなさい。
問13
平成27年4月4日に相続が開始された鶴見俊夫さん(被相続人)の<親族関係図>が下記のとおりである場合、民法上の相続人および法定相続分の組み合わせとして、正しいものはどれか。なお、記載のない条件については一切考慮しないこととする。


1.洋子 1/2 貴洋 1/4 敦美 1/4
2.洋子 1/2 貴洋 1/6 敦美 1/6 広樹 1/6
3.洋子 2/3 貴洋 1/6 敦美 1/6

問14
谷口広斗さんは、平成26年11月に母から株式購入資金として現金200万円の贈与を受け、同年12月に祖父から乗用車購入資金として現金100万円の贈与を受けた。谷口さんの平成26年分の贈与税に関する次の記述のうち、正しいものはどれか。なお、平成26年中において、谷口さんは、これ以外に贈与は受けていないものとし、相続時精算課税制度を選択していないものとする。また、贈与税額の計算が必要な場合には、下記の速算表に基づいて解答すること。

1.いずれも直系尊属からの贈与であるため贈与税は非課税であり、贈与税額は「0円」である。
2.祖父からの贈与は基礎控除額以下であるため贈与税はかからず、母からの贈与のみ贈与税の課税対象となり、贈与税額は「(200万-110万)×10%=9万円」である。
3.贈与を受けた年分の合計額が贈与税の課税対象となるため、母および祖父から受贈した合計金額が課税対象となり、贈与税額は「{(200万+100万)-110万円}×10%=19万円」である。

【第7問】下記の(問15)~(問20)について解答しなさい。

<設例>
田川慶太さんは、株式会社TNに勤める会社員である。平成27年1月に第一子が生まれたこともあり、今後の生活設計についてFPで税理士でもある松岡さんに相談をした。なお、下記のデータはいずれも平成27年4月1日現在のものである。
[家族構成(同居家族)]

氏名 続柄 生年月日 年齢 職業
田川 慶太 本人 昭和56年12月20日 33歳 会社員
千代 昭和58年 8月18日 31歳 会社員(※)
日菜 長女 平成27年 1月24日 0歳

※千代さんは、現在育児休業取得中である。
[保有資産(時価)] (単位:万円)

金融資産
 普通預金 
 定期預金 
 財形住宅貯蓄 
 150
 250
 300
生命保険(解約返戻金相当額) 50

[負債]
なし
[マイホーム]
慶太さんは、財形住宅貯蓄300万円と、定期預金250万円のうち100万円の合計400万円を頭金とし、民間金融機関で2,100万円の住宅ローンを組んで、2,500万円のマンションを購入したいと考えている。
[その他]
上記以外については、各設問において特に指定のない限り一切考慮しないこととする。

問15
FPの松岡さんは、田川家の(マンション購入後の)バランスシートを作成した。下表の空欄(ア)にあてはまる金額として、正しいものはどれか。なお、<設例>に記載のあるデータに基づいて解答することとし、<設例>に記載のないデータについては一切考慮しないこととする。
<田川家の(マンション購入後の)バランスシート> (単位:万円)

[資産] 
金融資産                             ×××
普通預金                             ×××
定期預金                             ×××
財形住宅貯蓄                       ×××
生命保険(解約返戻金相当額)×××
不動産(自宅マンション)      ×××

[負債]

住宅ローン            ×××

負債合計               ×××
[純資産]         ( ア )
資産合計                             ××× 負債・純資産合計   ×××

1. 750(万円)
2. 850(万円)
3. 1,150(万円)

問16
慶太さんは、マンションの購入に際しては、住宅借入金等特別控除(以下「住宅ローン控除」という)の適用を受けたいと考えており、住宅ローン控除についてFPの松岡さんに質問をした。所得税における住宅ローン控除に関する松岡さんの次の説明のうち、最も不適切なものはどれか。なお、購入するマンションは、認定長期優良住宅等には該当しないものとする。

1.「住宅ローン控除の適用を受ける年分の合計所得金額は、3,000万円以下とされています。」
2.「給与所得者の場合、住宅ローン控除の適用を受ける最初の年は確定申告をしなければなりませんが、翌年以降は年末調整により住宅ローン控除の適用を受けることができます。」
3.「住宅ローン控除の適用対象となる住宅の床面積は、中古住宅の場合は50m2以上、新築住宅の場合は45m2以上とされています。」

問17
慶太さんは、マンション購入後は、地震への備えの一つとして地震保険へ加入することを考えている。地震保険に関する次の記述のうち、最も不適切なものはどれか。

1.保険の対象には、住居専用建物だけでなく、店舗等との併用住宅も含まれる。
2.保険料については、対象建物の免震・耐震性能に応じた割引制度がある。
3.保険金は、保険の対象に生じた損害が全損または一部損の2つの区分のいずれかに該当した場合にのみ支払われ、一部損の場合、保険金額の20%が支払われる。

問18
慶太さんと千代さんは、今後15年間で積立貯蓄をして、長女の日菜さんの教育資金として300万円を準備したいと考えている。積立期間中に年利2%で複利運用できるものとした場合、300万円を準備するために必要な毎年の積立金額として、正しいものはどれか。なお、下記<資料>の3つの係数の中から最も適切な係数を選択して計算すること。また、税金や記載のない事項については一切考慮しないこととする。

<資料:係数早見表(年利2.0%)>

現価係数 減債基金係数 資本回収係数
15年 0.7430 0.0578 0.0778

※記載されている数値は正しいものとする。
1. 148,600円
2. 173,400円
3. 233,400円

問19
育児休業取得中の千代さんは、雇用保険の育児休業給付金と育児休業期間中の社会保険料の免除について理解を深めておきたいと思い、FPの松岡さんに質問をした。育児・介護休業法に基づく育児休業に係る社会保障に関する次の記述の空欄(ア)~(エ)にあてはまる数値または語句の組み合わせとして、最も適切なものはどれか。

・ 育児休業給付金は、平成26年3月31日までに開始された育児休業の場合、育児休業の全期間について休業開始前の賃金の( ア )%が支給されていたが、平成26年4月1日以降に開始する育児休業から、育児休業を開始してから( イ )日目までは、休業開始前の賃金の67%が支給されることとなった。
・ 育児休業給付金の額の基とされる休業開始前の賃金には、上限額と下限額が( ウ )。
・ 満3歳未満の子を養育するための育児休業等の期間中、その被保険者に係る健康保険と厚生年金保険の保険料は、事業主の申出により、( エ )免除される。

1.(ア)50 (イ)180 (ウ)ある (エ)被保険者分および事業主分とも
2.(ア)50 (イ)180 (ウ)ない (エ)被保険者分に限り
3.(ア)80 (イ) 90 (ウ)ある (エ)被保険者分に限り

問20
千代さんは、仮に慶太さんが不慮の事故等で急死した場合、自分と子どもが生活していけるか不安に思い、FPの松岡さんに相談をした。松岡さんの公的年金の遺族年金に関する次の説明の空欄(ア)~(ウ)にあてはまる語句または記述の組み合わせとして、最も適切なものはどれか。なお、生計維持等の記載のない要件は満たされているものとし、子は障害者でないものとする。また、本問においては、厚生年金保険を「厚生年金」とする。

「公的年金の遺族年金には、遺族基礎年金と遺族厚生年金があります。遺族基礎年金は、国民年金の被保険者などが死亡したとき、( ア )または子に支給されます。対象とされる子は、( イ )までの間にある子です。遺族厚生年金は、厚生年金の被保険者などが死亡したとき、配偶者や子などに支給されます。遺族厚生年金の額は、死亡した人の厚生年金の被保険者期間の月数やその間の給与額( ウ )。」

1.(ア)子のある配偶者 (イ)18歳到達年度の末日 (ウ)に応じて計算されます
2.(ア)子のある妻 (イ)18歳到達年度の末日 (ウ)にかかわらず定額とされています
3.(ア)子のある妻 (イ)22歳到達年度の末日 (ウ)に応じて計算されます

ファイナンシャルプランナー3級(FP3級)
実技試験 解答
年度別過去問 2015年5月(平成27年5月)

【第1問】下記の(問1)、(問2)について解答しなさい。

問1
ファイナンシャル・プランニング業務を行うに当たっては、関連業法を順守することが重要である。ファイナンシャル・プランナー(以下「FP」という)の行為に関する次の記述のうち、最も不適切なものはどれか。

1.税理士資格を有していないFPが、顧客から個別・具体的な税額計算を依頼されたため、提携している税理士を紹介した。
2.社会保険労務士資格を有していないFPが、顧客の質問に応じて、日本の公的年金制度の仕組みと特徴について説明をした。
3.ファイナンシャル・プランニング技能士の資格を有するFPは、生命保険募集人の登録を受けたとみなされて、生命保険の募集を行うことができる。

問2
下記は、皆川家のキャッシュフロー表(一部抜粋)である。このキャッシュフロー表の空欄(ア)、(イ)にあてはまる数値の組み合わせとして、正しいものはどれか。なお、計算に当たっては、キャッシュフロー表中に記載の整数を使用し、計算結果は万円未満を四捨五入すること。

1.(ア)319 (イ)261
2.(ア)319 (イ)263
3.(ア)326 (イ)263

【第2問】下記の(問3)~(問6)について解答しなさい。

問3
下記は、経済用語についてまとめた表である。下表の経済用語に関する次の記述のうち、最も不適切なものはどれか。

経済用語 主な内容
( ア ) 日本銀行が金融市場から資金を吸収するための公開市場操作(オペレーション)であり、資金量の減少から、金利の上昇要因となる。
( イ ) 企業間で取引される商品の価格変動に焦点を当てた指数であり、日本銀行が公表している。国際商品市況や外国為替相場の影響を受けやすい傾向がある。
( ウ ) 日本銀行が行う統計調査であり、正式名称を「全国企業短期経済観測調査」という。全国の約1万社の企業を対象に、四半期ごとに調査を実施している。

1.空欄(ア)に入る用語は、「売りオペレーション」である。
2.空欄(イ)に入る用語は、「鉱工業生産指数」である。
3.空欄(ウ)に入る用語は、「日銀短観」である。

問4
下記<資料>に関する次の記述のうち、最も適切なものはどれか。

1.この日の株式市場(終値)では、日経平均株価よりも東証株価指数(TOPIX)の方が、前日と比べて値下がり率が大きかった。
2.この日のドル/円の為替相場(17時時点)は、1ドル=110.00~110.01円と比べたとき、これよりも円高・ドル安であるといえる。
3.<金利>欄に記載されている「新発10年国債利回り」は、日本の短期金利の代表的な指標である。

問5
個人向け国債に関する下表の空欄(ア)~(エ)に関する次の記述のうち、最も適切なものはどれか。

償還期限 10年 5年 3年
金利 ( ア )金利 ( イ )金利 固定金利
発行月(発行頻度) 毎月(年12回)
購入単位 1万円以上1万円単位
利払い ( ウ )
金利設定方法 基準金利×0.66 基準金利-0.05% 基準金利-0.03%
金利の下限 0.05%
中途換金 原則として、発行から( エ )経過すれば換金できる

1.空欄(ア)と空欄(イ)にあてはまる語句は、いずれも「変動」である。
2.空欄(ウ)にあてはまる語句は、「半年ごと(年2回)」である。
3.空欄(エ)にあてはまる語句は、「3年」である。

問6
下記<資料>に関する次の記述の空欄(ア)、(イ)にあてはまる数値の組み合わせとして、正しいものはどれか。

・ この企業の株を100株(1単元)保有していた場合、2014年3月期における年間の配当金額(税引前)は( ア )円であったことが分かる。
・ 2014年3月期における1株当たりの利益は( イ )円であったことが分かる。
1.(ア)5,000 (イ)114.5
2.(ア)5,000 (イ)161.1
3.(ア)3,000 (イ)161.1

【第3問】下記の(問7)について解答しなさい。
問7
建築基準法に従い、下記<資料>の土地に建築物を建築する場合の延べ面積(床面積の合計)の最高限度として、正しいものはどれか。なお、記載のない条件については一切考慮しないこととする。

1. 120m2
2. 600m2
3. 800m2

【第4問】下記の(問8)~(問11)について解答しなさい。

問8
柴田雄太さんが加入している生命保険(下記<資料>参照)の保障内容に関する次の記述の空欄(ア)にあてはまる金額として、正しいものはどれか。なお、保険契約は有効に継続しており、かつ、特約は自動更新しているものとし、雄太さんはこれまでに<資料>の保険から保険金および給付金を一度も受け取っていないものとする。

柴田雄太さんが、平成27年中に肝硬変で死亡した場合に支払われる死亡保険金は、合計( ア )である。
1. 1,300万円
2. 1,500万円
3. 1,600万円

問9
中井康介さんが加入しているガン保険(下記<資料>参照)の保障内容に関する次の記述の空欄(ア)にあてはまる金額として、正しいものはどれか。なお、保険契約は有効に継続しているものとし、康介さんはこれまでに<資料>の保険から保険金および給付金を一度も受け取っていないものとする。

中井康介さんが、平成27年中に初めてガン(悪性新生物)と診断され、その後30日間入院し、給付倍率20倍の手術(1回)を受けた場合、支払われる給付金は、合計( ア )である。
1. 50万円
2. 130万円
3. 150万円

問10
生命保険は、定期保険、終身保険、養老保険の3つに大きく分けることができる。下表に関する次の記述のうち、最も適切なものはどれか。

生命保険の種類 内容
( ア ) 保険期間中に被保険者が死亡または高度障害状態になった場合には死亡保険金または高度障害保険金が支払われ、被保険者が満期まで生存していた場合には死亡保険金と同額の満期保険金が支払われる。
( イ ) 保障が一生涯続き、被保険者が死亡または高度障害状態となった場合に保険金が支払われる。満期保険金はない。

1.(ア)に入る語句は「養老保険」であり、(イ)に入る語句は「終身保険」である。
2.(ア)に入る語句は「終身保険」であり、(イ)に入る語句は「養老保険」である。
3.(ア)に入る語句は「養老保険」であり、(イ)に入る語句は「定期保険」である。

問11
野村忠則さんが契約している普通傷害保険の主な内容は、下記<資料>のとおりである。次の1~3のケース(該当者は野村忠則さんである)のうち、保険金の支払い対象とならないケースはどれか。なお、1~3のケースはいずれも保険期間中に発生したものである。また、<資料>に記載のない事項については一切考慮しないこととする。
<資料>

保険種類 普通傷害保険
保険期間 1年間
保険契約者 野村 忠則
被保険者 野村 忠則
死亡・後遺障害保険金額 5,000万円
入院保険金日額 5,000円
通院保険金日額 3,000円

※特約は付帯されていない。

1.自宅で地震により倒れてきた食器棚の下敷きになり、頭にケガをして入院した。
2.勤務先でガス爆発事故が発生し、腕にやけどを負って通院した。
3.自転車に乗ってスーパーマーケットへ買い物に行く途中に転倒し、手首を捻挫して通院した。

【第5問】下記の(問12)について解答しなさい。

問12
長谷川潤三さんは、勤務している会社を平成27年中に定年退職する予定である。長谷川さんの退職に係るデータが下記<資料>のとおりである場合、長谷川さんの所得税の退職所得に関する次の記述の空欄(ア)~(ウ)にあてはまる語句または数値の組み合わせとして、正しいものはどれか。

<資料>
・ 勤続年数:34年6ヵ月
・ 支給される退職一時金:2,000万円
・ 長谷川さんは役員ではなく、障害者になったことに基因する退職ではない。
[参考:退職所得控除額の求め方]

勤続年数 退職所得控除額
20年以下 勤続年数×40万円(最低80万円)
20年超 800万円+70万円×(勤続年数-20年)

・ 退職所得は( ア )の対象となる。
・ 長谷川さんの勤続年数については、1年未満の端数があるため、これを( イ )退職所得控除額を計算する。
・ 長谷川さんの退職所得の金額は、( ウ )万円である。

1.(ア)分離課税 (イ)1年に切り上げて (ウ) 75
2.(ア)総合課税 (イ)1年に切り上げて (ウ)150
3.(ア)分離課税 (イ)切り捨てて (ウ)220

【第6問】下記の(問13)、(問14)について解答しなさい。
問13
平成27年4月4日に相続が開始された鶴見俊夫さん(被相続人)の<親族関係図>が下記のとおりである場合、民法上の相続人および法定相続分の組み合わせとして、正しいものはどれか。なお、記載のない条件については一切考慮しないこととする。


1.洋子 1/2 貴洋 1/4 敦美 1/4
2.洋子 1/2 貴洋 1/6 敦美 1/6 広樹 1/6
3.洋子 2/3 貴洋 1/6 敦美 1/6

問14
谷口広斗さんは、平成26年11月に母から株式購入資金として現金200万円の贈与を受け、同年12月に祖父から乗用車購入資金として現金100万円の贈与を受けた。谷口さんの平成26年分の贈与税に関する次の記述のうち、正しいものはどれか。なお、平成26年中において、谷口さんは、これ以外に贈与は受けていないものとし、相続時精算課税制度を選択していないものとする。また、贈与税額の計算が必要な場合には、下記の速算表に基づいて解答すること。

1.いずれも直系尊属からの贈与であるため贈与税は非課税であり、贈与税額は「0円」である。
2.祖父からの贈与は基礎控除額以下であるため贈与税はかからず、母からの贈与のみ贈与税の課税対象となり、贈与税額は「(200万-110万)×10%=9万円」である。
3.贈与を受けた年分の合計額が贈与税の課税対象となるため、母および祖父から受贈した合計金額が課税対象となり、贈与税額は「{(200万+100万)-110万円}×10%=19万円」である。

【第7問】下記の(問15)~(問20)について解答しなさい。

<設例>
田川慶太さんは、株式会社TNに勤める会社員である。平成27年1月に第一子が生まれたこともあり、今後の生活設計についてFPで税理士でもある松岡さんに相談をした。なお、下記のデータはいずれも平成27年4月1日現在のものである。
[家族構成(同居家族)]

氏名 続柄 生年月日 年齢 職業
田川 慶太 本人 昭和56年12月20日 33歳  会社員
千代 昭和58年 8月18日 31歳 会社員(※)
日菜 長女 平成27年 1月24日 0歳

※千代さんは、現在育児休業取得中である。
[保有資産(時価)] (単位:万円)

金融資産
 普通預金 
 定期預金 
 財形住宅貯蓄 
 150
 250
 300
生命保険(解約返戻金相当額) 50

[負債]
なし
[マイホーム]
慶太さんは、財形住宅貯蓄300万円と、定期預金250万円のうち100万円の合計400万円を頭金とし、民間金融機関で2,100万円の住宅ローンを組んで、2,500万円のマンションを購入したいと考えている。
[その他]
上記以外については、各設問において特に指定のない限り一切考慮しないこととする。

問15
FPの松岡さんは、田川家の(マンション購入後の)バランスシートを作成した。下表の空欄(ア)にあてはまる金額として、正しいものはどれか。なお、<設例>に記載のあるデータに基づいて解答することとし、<設例>に記載のないデータについては一切考慮しないこととする。
<田川家の(マンション購入後の)バランスシート> (単位:万円)

[資産] 
金融資産                             ×××
普通預金                             ×××
定期預金                             ×××
財形住宅貯蓄                       ×××
生命保険(解約返戻金相当額)×××
不動産(自宅マンション)      ×××

[負債]

住宅ローン            ×××

負債合計               ×××
[純資産]         ( ア )
資産合計                             ××× 負債・純資産合計   ×××

1. 750(万円)
2. 850(万円)
3. 1,150(万円)

問16
慶太さんは、マンションの購入に際しては、住宅借入金等特別控除(以下「住宅ローン控除」という)の適用を受けたいと考えており、住宅ローン控除についてFPの松岡さんに質問をした。所得税における住宅ローン控除に関する松岡さんの次の説明のうち、最も不適切なものはどれか。なお、購入するマンションは、認定長期優良住宅等には該当しないものとする。

1.「住宅ローン控除の適用を受ける年分の合計所得金額は、3,000万円以下とされています。」
2.「給与所得者の場合、住宅ローン控除の適用を受ける最初の年は確定申告をしなければなりませんが、翌年以降は年末調整により住宅ローン控除の適用を受けることができます。」
3.「住宅ローン控除の適用対象となる住宅の床面積は、中古住宅の場合は50m2以上、新築住宅の場合は45m2以上とされています。」

問17
慶太さんは、マンション購入後は、地震への備えの一つとして地震保険へ加入することを考えている。地震保険に関する次の記述のうち、最も不適切なものはどれか。

1.保険の対象には、住居専用建物だけでなく、店舗等との併用住宅も含まれる。
2.保険料については、対象建物の免震・耐震性能に応じた割引制度がある。
3.保険金は、保険の対象に生じた損害が全損または一部損の2つの区分のいずれかに該当した場合にのみ支払われ、一部損の場合、保険金額の20%が支払われる。

問18
慶太さんと千代さんは、今後15年間で積立貯蓄をして、長女の日菜さんの教育資金として300万円を準備したいと考えている。積立期間中に年利2%で複利運用できるものとした場合、300万円を準備するために必要な毎年の積立金額として、正しいものはどれか。なお、下記<資料>の3つの係数の中から最も適切な係数を選択して計算すること。また、税金や記載のない事項については一切考慮しないこととする。

<資料:係数早見表(年利2.0%)>

現価係数 減債基金係数 資本回収係数
15年 0.7430 0.0578 0.0778

※記載されている数値は正しいものとする。
1. 148,600円
2. 173,400円
3. 233,400円

問19
育児休業取得中の千代さんは、雇用保険の育児休業給付金と育児休業期間中の社会保険料の免除について理解を深めておきたいと思い、FPの松岡さんに質問をした。育児・介護休業法に基づく育児休業に係る社会保障に関する次の記述の空欄(ア)~(エ)にあてはまる数値または語句の組み合わせとして、最も適切なものはどれか。

・ 育児休業給付金は、平成26年3月31日までに開始された育児休業の場合、育児休業の全期間について休業開始前の賃金の( ア )%が支給されていたが、平成26年4月1日以降に開始する育児休業から、育児休業を開始してから( イ )日目までは、休業開始前の賃金の67%が支給されることとなった。
・ 育児休業給付金の額の基とされる休業開始前の賃金には、上限額と下限額が( ウ )。
・ 満3歳未満の子を養育するための育児休業等の期間中、その被保険者に係る健康保険と厚生年金保険の保険料は、事業主の申出により、( エ )免除される。

1.(ア)50 (イ)180 (ウ)ある (エ)被保険者分および事業主分とも
2.(ア)50 (イ)180 (ウ)ない (エ)被保険者分に限り
3.(ア)80 (イ) 90 (ウ)ある (エ)被保険者分に限り

問20
千代さんは、仮に慶太さんが不慮の事故等で急死した場合、自分と子どもが生活していけるか不安に思い、FPの松岡さんに相談をした。松岡さんの公的年金の遺族年金に関する次の説明の空欄(ア)~(ウ)にあてはまる語句または記述の組み合わせとして、最も適切なものはどれか。なお、生計維持等の記載のない要件は満たされているものとし、子は障害者でないものとする。また、本問においては、厚生年金保険を「厚生年金」とする。

「公的年金の遺族年金には、遺族基礎年金と遺族厚生年金があります。遺族基礎年金は、国民年金の被保険者などが死亡したとき、( ア )または子に支給されます。対象とされる子は、( イ )までの間にある子です。遺族厚生年金は、厚生年金の被保険者などが死亡したとき、配偶者や子などに支給されます。遺族厚生年金の額は、死亡した人の厚生年金の被保険者期間の月数やその間の給与額( ウ )。」

1.(ア)子のある配偶者 (イ)18歳到達年度の末日 (ウ)に応じて計算されます
2.(ア)子のある妻 (イ)18歳到達年度の末日 (ウ)にかかわらず定額とされています
3.(ア)子のある妻 (イ)22歳到達年度の末日 (ウ)に応じて計算されます

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