③過去問バカ

勉強方法06

解ければ良いは危険

真面目な人ほど陥りやすい事が、過去問は解けるが試験になると分からないと言うものです。これは過去問の解法を間違えて覚えてしまっているため起こります。

例えば、『9,125×283÷5=516,475』です。では、9,125×283÷5の答えは何になるでしょうか?答えは、516,475です。
こう言う風に答えさえ知っていれば、計算をしなくても解けます。これが過去問でも起こるのです。そして、いつもそういう風にしていますから、ちょっと違う問題が出ただけで解けなくなってしまうのです。

過去問は分かるパターンには、『過去問を覚える:平成○年問○や問題の流れを覚える』『肢を覚える:誤っている個所とその理由を覚える』『別の基準で判断する:限りと付いてるから誤り』『イメージで解く:理屈・規定は分からないけど悪い人っぽいから誤り』等があります。

このように、過去問を解くということが単なる答え(○×)合わせになっている危険性があります。試験がいくら過去問で出てくるからといっても、過去問と一言一句同じ問題は出てきません。あくまでも使う規定が同じなのです。だから、『過去問を覚える』『肢を覚える』『別の基準で判断する』で解いている人は最初から受かりません。

また『イメージで解く』人は、答えが出せません。2択まで絞っているのですが、答えには辿り着けません。
リメイクを解ければ合格できる
いくら過去問から出るからと言っても、過去問と一言一句同じ問題は出ません。過去問から少し変えられて出てくるのです。こういった過去問から少し変えた問題をリメイク問題と言い、本試験の問題は、リメイク問題とデビュー問題に分かれます。
リメイク:過去問から少し変えた問題⇒簡単で得点源
デビュー:過去問には出てない問題⇒難しく捨て問
リメイク問題は過去問の焼き直しであるため、簡単なため得点源にします。資格試験で言う『過去問が解ければ合格できる』を正確な言葉に直すと、『過去問が解ければリメイク問題が解け、得点に繋がるため合格できる』です。
2択
2択が残るとは?
しかし四肢択一型の問題では、全ての選択肢が解けるわけではありません。基本的にリメイク問題とデビュー問題は、選択肢の中に混ぜられて出てきます。そして2択まで絞るとは、難しいリメイク問題と難しいデビュー問題が残ってしまう状況なのです。

リメイクを正確に出来るかどうか
そこで大事になるのはリメイク問題を正確に解けるかどうかです。4肢択一型の問題で得点になるためには、全て正解する必要はなく、1つの選択肢が分かりそこにマークするか、3つの選択肢が分かり消去法で解けない選択肢にマークするかです。
ですから難しいリメイク問題さえ解ければ、難しいデビュー問題が1肢残っても得点になります。リメイク問題を正確に解けるようになる事が合格のカギなのです。
まずは規定をきちんと覚える
規定をきちんと覚える必要があります。これは条文通りである必要はありませんが、自分勝手なイメージは危険です。テキスト・要点整理・問題集から自分にあった表現を見つけると良いでしょう。

解法をしっかり出来るようになる
文系の問題に解法は有ります。それを疎かにして、何となく解いていると本試験のようなリメイク問題に対応できません。
①言葉・文を分解し、キーワードを抜き出す
長い文章だと迷いやすく引っ掛かりやすくなります。まずは分解して、小さいまとまりで考えましょう。そして、規定に照らして必要なキーワードを抜き出します。
②規定を思い出し問題と比較して、正誤をはっきりさせる
過去問は正誤が出来る事が目的ではなく、規定をきちんと思い出す事が目的です。規定を思い出さなければ、目の前の問題は正解しても、本試験では役に立ちません。

図や表は覚えるまで書く
問題によっては、図や表を書かなければいけない問題もあります。ただいきなり書けるようになる物でもありませんので、まずは書けるようになるまで書く練習をしなければなりません。最初は上手く行きませんのでストレスも溜まりますが、何度も練習していると出来るようになります。そして書く時間もどんどん早くなります。

本試験日以外の練習段階では、正誤・点数はあまり気にしない
たくさん正解すると嬉しいですし、練習問題でも良い点数を取ると楽しいです。そしてそれらは勉強をする活力になりますが、あまり気にし過ぎて正解できれば良いに陥らないようにしましょう。点数が悪くてもきちんと解いている人は合格しますし、点数が良くてもきちんと解いてない人は不合格になります。大事なのは試験で使える能力を持つかです。
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